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校旗

校旗を半旗で掲揚するのはどんな時?そもそも半旗とは?

2018/11/26

校旗を半旗で掲揚する?

基本的に校旗というのは、入学式や卒業式などの大きな式典の際には必ず掲げられるものですし、それ以外ですと運動会などで掲げられるのが一般的だと聞きました。

私が学生だった頃というと、お恥ずかしながら、もう随分と昔のことですので記憶もおぼろげであまり自信もないのですが、なんとなく地元で通っていた小学校の朝礼の際には、毎回のように校旗が掲揚され、同時に校歌を歌っていたような覚えがあります。

けれど今考えると、毎週月曜の朝の朝礼の度に毎回校旗を掲揚しつつ校歌を歌うって、なんだか権威主義国家のようなイメージを抱いてしまいませんか?

まあ、お恥ずかしながら私が小学生だった頃というのはもう30年も昔の話ですから、本当にそうだったかどうかは今ではもう分かりませんけれど(笑)

さて、少し話が脱線してしまいましたが、そんな校旗も半旗で掲揚する場合があるそうです。

ということで今回は、校旗の半旗掲揚についての話を少ししてみたいと思います。

そもそも半旗とは

半旗とは?

半旗とは、掲揚用ポールの一番上ではなく上から2~3割程度下げて掲げることを言います。

なぜそんな掲揚方法をするのかというと、これは弔意を表す為のものです。

もともと船上において弔意を表すには、国旗に喪章を付けることが慣習としてありましたが、これでは分かりにくいということから、わざと国旗を少し下げて掲揚する方法が生まれたのだそうです。

日本国内で言えば、東日本大震災が発生した3月11日や、終戦の日の8月15日、天皇・皇后やその他の皇族の葬儀の非、また内閣総理大臣経験者の葬儀の日なども半旗が掲げられます。

半旗の正しい掲揚方法

半旗の掲揚方法

基本的に校旗を始めとする様々な旗をポールで掲揚する際は、ポールの一番上まで引き上げるのが普通ですが、半旗はそれよりも3割程度下げて掲げます。

しかし、だから言って旗を下から徐々に引き上げていって、まあこの辺でいいだろう、という場所で止めてしまうのではなく、はじめは一番上まで引き上げて、それからまたある程度の位置まで下げるのが、半旗の正しい掲揚方法と言われています。

と言っても私も学生時代、一度も校旗などには触れたことがありませんし、社会人になってからきちんと掲揚するような社旗や国旗にも触れるような立場ではありません為、この半旗の掲揚方法を覚えていたところで、今後役立つこともあまりないかとは思います。。。

校旗を半旗で掲揚する場面

敬礼をする女性

何度も私の昔話で申し訳ないような気もしますが、私が覚えている限り、学生時代に校旗を半旗で掲揚するのを見た記憶がありません。

終戦記念日は夏休みの真っ最中ですし、昭和天皇が崩御された時に、私が通っていた小学校は休みになりましたし。

なのでこの他、どういった場合には校旗を半旗で掲揚するかと言いますと、一般的には教師を始めとする職員に不幸があった際や、生徒に不幸があった際などにそうされるようです。

幸い学生時代、通っていた学校では私の知る限りにおいては、そういった不幸は無かったように思いますので、記憶にないのも仕方がないのかもしれません。

ということで今回は半旗についてのお話でしたが『旗・フラッグどっとこむ』では、校旗のオリジナル作成も喜んで承っております。

フリンジの取り付けや高級感のある刺繍でのお仕上げ、また校旗の掲揚に必要なさまざまな部材も取り扱っておりますので、是非お気軽にご相談いただければと思います。

よろしくお願いいたします!

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