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ペナント

大切なペナントのお手入れと保管方法

ペナントのお手入れ方法

野球好きの方などは、やはりペナントと聞くとペナントレースをすぐに思い浮かべるのではないかと思います。

この場合のペナントとはつまりは優勝旗を指す言葉であり、これをその手に収めるために激戦を繰り広げることから、その言葉が生まれたと言われています。

そして一方で、昭和の時代に大流行したお土産アイテムのひとつとしてのペナントの存在もあります。

その土地に、ちなんだデザインと地名がプリント印刷されたそれを部屋の壁に貼って飾ることがお洒落とされていました。

スポーツの大会で獲得した物にしろ、友人や知人から頂いたお土産の物にしろ、どちらも大切なものであった場合、その手入れや保管方法というのは気になるところではないでしょうか。

ということで、今回はその辺りのお話をしてみようかと思います。

ペナントを壁に飾る場合の注意点

額縁

ペナントは旗と言っても、どちらかというとポールに括り付けて風にはためかせるというよりは、ポスターのように壁に貼り付けて飾るほうが多いかと思います。

一般的なご家庭に旗を掲揚するためのポールなんか、なかなかないですしね(笑)

そこで室内の壁にペナントを飾る場合の注意点としましては、直射日光が当たるような場所は避けるべきかと思います。

ペナントが直射日光による紫外線の影響で色褪せてしまいますし、壁側もペナントが飾ってあった場所だけ、その他と色に違いが出てしまって模様替えの際などに格好悪いですからね。

また、出来ることならペナントの形状に合わせたサイズの透明のビニールや、額縁などに入れて飾っておく方がより長く綺麗なまま保つことが出来ます。

基本的にペナントは薄い布生地ですが、それでも埃なんかは付着してしまいますし。

それに額に入れられたペナントは、より見栄えも良くなったりしますのでオススメです(^^)

ペナントを定期的に手入れする

はたき

定期的な手入れ、と言ってもそれほどやることは多くありません。

ビニールや額縁に入れて飾っている場合には、天気の良い乾燥した日にそれから出してあげて、新鮮な空気を吸わせてあげると良いでしょう。

目には見えなくとも、カビ菌などが知らず知らずのうちに付着してしまっている可能性もありますし、そこから変色してしまう可能性もあります。

また、そういったものに入れていない裸のままの状態で壁に飾っているのでしたら、はたきなどで埃を落としてあげると良いかと思います。

その際も出来るだけ部屋の窓を開けて、空気を入れ換えてから行ってください。

ペナントに汚れが付着してしまった場合には

洗剤NG

何かのはずみでペナントに汚れが付着してしまった場合にはまず、清潔な濡れタオルなどで汚れの部分を軽く叩いて汚れを吸い出すと良いでしょう。

ゴシゴシ擦ってしまうと生地を傷めしてしまう可能性がありますし、プリント印刷されたデザインが剥がれてしまう恐れもありますので、ご注意下さい。

また、洗濯機に入れて洗うなんてもってのほかです。

ペナントは基本的には多くの洋服と同じポリエステルや綿素材で作成されていますが、洗濯機での洗濯を想定して作られているわけではありませんのでご注意下さい。

そして、洗剤や漂白剤などの使用も極力避けた方が良いかと思います。

ペナントの保管方法

クローゼット

大切なペナントだから飾らずに保管しておきたいんだよね、なんてことを考えている方もいらっしゃるかと思います。

その場合の保管方法ですが、ペナントはそれなりに大きなサイズがあります。折りたたむと折り皺がついてしまいますし、その部分から傷んできてしまう恐れもありますので、極力そのままの状態で保管する方が良いでしょう。

また、ビニールなどに入れて保管する場合は、定期的にその中の空気を入れ換えてあげましょう。

ビニールは湿気などの内側に溜め込み、外に逃がすことができませんので、ペナントにカビなどを発生させる要因にもなります。

クローゼットなどに仕舞う場合には、よく晴れた乾燥した日に、中の空気を換えてあげると良いかと思います。

ということで今回はペナントの手入れと保管方法をご紹介させていただきました。

『旗・フラッグどっとこむ』では、お土産用から優勝旗としてのオリジナルペナントの制作も快く承っております。

プリント印刷から刺繍まで、その製法もお客様のご希望を承りますので、お気軽にご相談頂ければと思います(^^)

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