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知られざる都道府県旗の秘密:東北編

都道府県旗-東北編

都道府県にはそれぞれ、県旗というものが存在するって皆さん知ってました?

まあ、県旗って実は入学式や卒業式なんかの大きな式典の際に掲揚されたりしますので、自分の出身県のものだけは知っているよ、っていう方も多いかもしれません。しかし、よく考えるとそれ以外の他の県のものって実は全然知らなかったりするんですよね。

ということで今回は、さまざまな都道府県旗を、、、まあ秘密というほど大袈裟なものでもありませんが、デザインやその意味なんかをシリーズ化して、その第一弾として東北編をお送りしてみたいと思います。

北海道旗

北海道旗

明治初期にあった日本の官庁のひとつで「開拓使(かいたくし)」というものがあります。

これはその名の通り、北方を開拓するためのものなのですが、この開拓使には「北辰旗(ほくしんき)」という、青色の地に赤色の五稜星が描かれたデザインの旗がありました。北海道旗はこの北辰旗の五稜星を、七光星に改良し、開拓者精神のある先人と勇ましく伸び続ける北海道の未来を表しているのだそうです。

開拓者精神って格好良いですよね(^^)

青森県旗

青森県旗

青森県の県旗は、青森の県土をシンプルに図案化したデザインになっています。

それでも、もちろん配色の意味などはしっかりと存在し、背景の白地は無限に広がる宇宙空間、緑色は県の躍進と発展希望未来などを表しているそうです。

青森と聞くと私はどうしてもリンゴのイメージがありますが、陸奥湾の部分がリンゴにも見えなくも…………、いえ、見えないですね!失礼しました(^^;

秋田県旗

秋田県旗

秋田県の県旗はカタカナの「ア」を図案化したデザインだそうで、私はそれを知るまでどういう意味なのか分かりませんでした。確かに言われてみればそうですよね。

制定されたのは1959年の11月だということですので、それより以前に一般公募からデザインを募り、その中から選ばれたものなのだそうです。

しかし、このデザインの応募者は名前が偽名である上に連絡も取れなかったそうで、結局デザイナーが誰なのかはわからないまま正式採用されました。

それから半世紀近く経った頃、ひょんなことから県旗のデザイナーはあの人ではないか、という有力な証言はあったものの、その方はすでに他界された後だったのだそうです。

何故、名前を明かしたくなかったのかは今となっては誰もわかりません。私はこういう話、意外に好きだったりするんですよね。

岩手県旗

岩手県旗

岩手県の県旗もやはり、公募したデザイン案の中から制定されました。

漢字の「岩」という字を上下のシンメトリーデザインで図案化したものだそうで、シンプルで格好良いですよね。

背景色はグリニッシュグレイですが、納戸色とも言うそうです。

元岩手県議会議員だったザ・グレート・サスケさんは議員時代、このデザインのマスクを着用していたそうです。

山形県旗

山形県旗

山形の県旗もまた、シンプルでとても覚えやすい素敵なデザインですが、中央の「∧」3つは山形県内のと、最上川を意味し、また山の鋭角さで県の発展を表しているそうです。

もともと1963年の3月に制定された県旗は背景色が緑だったそうですが、1976年の8月にデザインはそのままに今のような青色に変更されました。

宮城県旗

宮城県旗

宮城県の「み」をモチーフに県花のミヤギノハギの葉型もイメージしているというこの県旗のデザインは、1966年に一般公募に寄せられた中から選ばれたものだそうです。

3つの輪(葉)は、左から県民の融和と協力悠久の発展郷土愛を意味しているのだそうです。

背景色は珍しいことに特に定められているわけではないそうですが、一般的には緑が使用されています。

福島県旗

福島県旗

福島県の県旗も上と同じく平仮名の「ふ」をモチーフにデザインされたものだそうで、これも一般公募の中から選ばれました。

円形のデザインなのは、県民の融和と団結、それに県勢の着実な前進を意味しているのだそうです。

旗のど真ん中に配置しないところが格好良いなと私は思いました。

制定されたのは、1968年のことだそうですけど昔からセンスの良い人っているんですね(^^)

ということで今回は都道府県旗(東北編)をお送りいたしました。

『旗・フラッグどっとこむ』ではこういった県旗の特注作成ももちろん快く承っております。

生地素材やサイズもお客様のご指定通りのご用意いたしますので、お気軽にご相談ください。

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