優勝旗を運動会で使う
学校行事で行われる運動会に関して言えば、通常は優勝旗の授与を行う事はあまりありません。
と言うのも、あくまでも学校行事であり、それは教育の一環という事で、優劣を決定づける優勝旗は好ましくないと言う側面が、もちろんあるとは思います。何よりもこうした学校内での団体競技となりますと、クラス対抗などの色合いが薄くなり、紅白や学年対抗ならまだしも、より複雑にチーム構成が行われている事が多くなります。
その結果、そこで勝ち取った旗やフラッグなどの優勝旗を何処に掲揚するのかが難しくなります。
運動会で優勝旗を活用する
冒頭の事も踏まえますと、これからお話する事は、的外れに聞こえるかもしれません。運動会で総合優勝したチームに、それを記念した旗やフラッグとして、優勝旗を授与しようと言う提案をするのですから。
しかし、ほんのちょっとした事かもしれませんが、優勝旗をそうした場面で活用する事は、悪い事でしょうか?
これに関しては、むしろ正しい事だと思います。優勝旗を授与する事は表彰する事であり、頑張った事やチームワークなどを褒め称えるとすれば、形としてそれを証明する旗やフラッグほど、相応しい物があるでしょうか?
優勝旗をオリジナル製作する際、それを求めたくなる様なデザインを印刷した物であれば、生徒はいつも以上に力を発揮するのでは無いかと思います。もちろん、それを授与された場合、どの様に掲揚するのかの問題は生まれます。
こちらに関していれば、持ち回りで各クラスに置くと言う方法もございますが、正面玄関にチーム構成を表記したペナントを付けた優勝旗を飾るのが一番よいのではないと思います。正面玄関であれば、お客様にもご覧頂く事が出来ます。
その他の学校行事で優勝旗
順位を競う学校内の行事は、何も運動会ばかりではありません。文化祭や球技大会などでも、順位を競う場合がございます。近年、文化祭をクラスごとの発表会として催す学校も増えていると聞きます。そうした行事では当然、優勝旗が活用出来ます。
また、純粋に文化祭であっても、例えばクラスごとの模擬店や催し、部活ごとのイベントなど、様々な順位付けが行える状況が存在しますので、それに対して、特注で作成した優勝旗を授与する事も行事として一層盛り上がると思われます。
そうした物に順位を決めるのはいかがなものかとする風潮が一時流行りましたが、教育であればなおさら、勝ち負けや優劣を学ばせる必要性はあると言えます。生徒には個性があり、得意不得意が存在する事を学ばせる上でも優勝旗は活用出来ます。
教育は保護や保育ではありませんので、勝つ喜びや負ける悔しさを教える事も必要であり、その中で養われる思いやりや人をいたわる心、そして夢中になる事などを学びます。そうした教育に、オーダー制作した優勝旗が一役買う可能性は十分ございます。