競馬を横断幕で盛り上げる!推しの馬や騎手の横断幕を作って応援

競馬は日本でも古くから親しまれている娯楽の1つです。

日々の厳しい訓練を乗り越えた、競走馬と騎手が真剣勝負で臨むレースは、競馬ファン達になんともいえない感動と興奮を与えてくれます。

競馬ファンの中には、実際に競馬場に足を運び、自分の推しの馬や騎手などを応援するのが、なによりも楽しみという方も多数いらっしゃると思います。

そんな競馬ファンの方々には、競馬場で自分の推しの馬や騎手などを応援するための、オリジナル横断幕の製作をオススメします。

このページでは競馬場のパドックに掲示する、応援用のオリジナル横断幕の作り方やルールに関する豆知識をご紹介しようと思います。

競馬場に掲げる応援用のオリジナル横断幕とは?

競馬の競走馬がレースで走っているイメージ画像

自分の推しの馬や騎手などを応援する横断幕は、競馬場のパドックのフェンスに掲示します。

パドックはレース出走前、馬場に向かう馬に騎手が騎乗して周回する場所で、来場者が当日の馬のコンディションを、実際に下見することができるとても重要な場所です。

周回中に騎手は、自身や自分が騎乗する馬を応援する横断幕を目にすることで、より一層闘志がみなぎります。

横断幕に、推しの馬や騎手の名前・イラスト・写真に加えて、キャッチフレーズや応援メッセージなどを記載することで、騎手に直接応援する気持ちを伝えることができるのです。

競馬の応援用横断幕を作る際のルールや注意事項

競馬場のスタート・ゴール地点が写っているイメージ画像

競馬場に掲げるための、応援用オリジナル横断幕は、様々なルールに則って製作しなくてはなりません。

ここからは、競馬場に掲げる応援用のオリジナル横断幕を製作する際の、ルールや注意事項をご紹介しようと思います。

サイズ

競馬場に設置する応援用の横断幕は、競馬場によって若干異なりますが、原則として「横300cm×縦100cm」以内のサイズで製作しなくてはいけないという規定があります。

「横300cm×縦100cm」はあくまで最大サイズなので、この範囲内であれば自由なサイズで作成することが可能です。

尚、設置がしやすく、折り畳みも容易なサイズで持ち運びに便利な「横180cm×縦90cm」サイズは特に人気です。

設置用のオリジナル横断幕は、基本的にレース当日に自らで競馬場に持ち込まなくてはいけないという決まりがあります。また、パドック内側に掲出できる横断幕は先着順でおおよそ60~120枚が目安とされているため、掲出できなかった場合は、横断幕を持ち歩いて行動しなくてはなりません。このような万が一の事態に備えて、競馬応援用のオリジナル横断幕を製作する際は、持ち歩きやすいサイズで作るのがオススメです。

生地と色

競馬応援用のオリジナル横断幕には、「光を反射しない生地」を使用することが基本となります。

多少の光沢感がある生地であれば問題ありませんが、光を反射するラメなどのキラキラ光る素材や加工を施した生地で作った横断幕や、紙製の横断幕・ひらひらと風でなびく横断幕は原則として禁止されています。

一般的に横断幕で使用する生地の中には、馬を刺激しやすい生地も少なくないため、競馬応援用のオリジナル横断幕を製作する際は、生地選びは慎重に行うようにしましょう。

ちなみに、ポリエステル系の布でできたトロマット素材は、折りたたんでもシワになりにくく、軽量で持ち運びに適しています。しかも、比較的水に強く、雨が多少降ったとしても安心ということもあり、競馬応援用の横断幕生地として、とても人気があります。

パドックに設置されたオリジナル横断幕が原因で推しの馬が興奮してしまい、「出走停止」になってしまうというようなアクシデントを未然に防ぐためにも、生地の素材や色には、細心の注意を払って横断幕を製作することをオススメします。

ハトメ加工

掲出するオリジナル横断幕には、紐を通してしっかりと固定できるように、必ず四隅ないし上下を含めた6箇所以上に、紐で取り付けるためのハトメ穴が空いている仕様にすることが、基本ルールとなります。

横断幕が風で外れたり、突風で煽られた横断幕が原因で馬が興奮し、パドックで事故が発生しないように、しっかりと紐で結ぶことを想定して、オリジナル横断幕を製作するようにしましょう。

※横断幕にハトメが4か所しかないなど、既定に満たない場合は、掲出不可となる場合もあるため、ハトメの数には十分ご注意ください。

配置・レイアウト

通常、横断幕は、パドックを囲う柵に掲出します。

パドックには、地面から20cm程の高さの植え込みがあるため、横断幕の下の部分は隠れて見えなくなってしまう場合があります。オリジナル横断幕のデザインを作成する際は、植え込みのことも考慮して、アピールしたい内容をはじめ、横断幕全体のデザインは比較的上部がメインになるように配置・レイアウトするのがオススメです。

文字・フォント

競馬応援用の横断幕に使用する文字・フォントは、大きく太めのものを選ぶのがおすすめです。

横断幕を掲出する場所はパドックを囲う柵です。そのため、小さな文字・フォントを使うと殆ど目視する事が出来ません。使用する文字・フォントは、なるべく大きくて強調された、目立つ文字を使用することを推奨します。

オリジナルの競馬応援用横断幕のオススメデザイン

オリジナルの競馬応援用横断幕の4例が写っているイメージイラスト

応援用の競馬横断幕のデザインは、禁止事項に該当しない、常識の範囲内であれば、基本的には自由です。

基本形のデザインとしては、応援したい競走馬・騎手・厩舎の名前をはじめ、関連する調教師・血統がつながっている競走馬の子どもや孫の名前と、イラスト・写真、キャッチフレーズ・メッセージなどを組み合わせて作った横断幕が大半となります。

ただ、競馬用の応援横断幕は、推しの競走馬・騎手・厩舎などを応援するために製作するもので、デザインの良し悪しや形式よりも、推しを応援したいという気持ちを込めることが何よりも大切だということは忘れてはいけません。

押しへの想いを込めて製作したオリジナルの競馬用横断幕は、推しだけに留まらず、競馬場全体の雰囲気も盛り上げるアイテムとしてとても重要な役割を果たしてくれるはずです。


※禁止事項

  • 会社名、学校名、個人名など入ったものは禁止となります。
  • 宣伝目的、誹謗中傷、過激な表現も禁止となります。

オリジナル横断幕を設置したい競馬場に許可を取る

競馬場が写っているイメージ画像

横断幕の掲示に関しては競馬場ごとに様々な規則が設けられています。

よくある規則としては、あらかじめ競馬場に横断幕設置の許可申請が必要、横断幕の取り付け・取り外しは、パドックに馬がいないタイミングで自らが行うなど、競馬場ごとに掲示方法や規則が異なるので、競馬場のホームページなどを事前に確認して問い合わせをするようにしましょう。

おわりに

しっかりとルールを守り、真心を込めて作ったオリジナル横断幕は、推しの騎手や馬へダイレクトに応援の気持ちを伝えることができるツールです。

想いを込めて作ったオリジナルの横断幕を、パドックで推しの騎手や馬が間近で目にしてくれたと思えば、当日の応援にもより一層熱が入り、競馬がもっと楽しくなるはずです。

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