大漁旗の縫製についての用語集
大漁旗は作成される際、様々な縫製を行い、オリジナルフラッグとして完成に至ります。こちらでは、その仕立てや補強も含めた直接的な製作に関しての用語集をご紹介させて頂きます。
- 防炎加工
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防炎加工は難燃加工とも呼ばれ、燃えない様にするのではなく、燃えにくくする仕立て方法になります。消防法の定める状況に合致する場所にて、大漁旗などを使用する為には必須となっております。
- 三巻補強
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解れを防ぎつつ、単純な強度を補強する縫製で、生地端を2度折り返し、ミシンで縫い付けます。これを行う事で大漁旗を安心してお使い頂く事が可能です。
- 挟みレザー
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ハトメを行う事で破れやすくなる箇所を補強しつつ、全体の耐久性を上げる縫製で、大漁旗の生地をレザーで挟み、仕立てます。フラッグや旗にデザインされた表現の上に被る為、その辺は御注意下さいませ。
- 裏レザー当て
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挟みレザーが持つ欠点を無くし、裏側からのみ、レザー補強を行う方法です。大漁旗作成時にこれを行う事で、ハトメの影響による生地の破れやすさやデザイン表現の維持など、様々な綿でメリットのある方法にあります。
- ヒートカット
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オリジナル大漁旗制作を行う際に用いられる化繊生地を裁断、及び縫製を同時に行う仕立て方法です。カットや解れ予防に熱の力を利用する為、この様に呼ばれております。
- 2枚繋ぎ
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特注オーダーで大漁旗を製作される場合、旗の大きさに関しましてはお客様の想像に委ねられております。その際、特大サイズのフラッグをお求めになられた場合、1枚の生地では追いつかず、2枚以上を繋ぎ、使用する場合がございます。なお、繋ぎ目に関しましては見えにくい様に縫製いたします。
- 周囲縫製
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大漁旗の強度を手軽に上げる縫製方法で、旗の周囲を縫い合わせます。強風吹き荒れる環境で使用されるフラッグには、最適な仕立てであると言えます。
- ハトメ
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金属製の輪の事で、鳩の目に似ている事からこの名前がついたとされております。ロープなどを大漁旗に取り付ける際に必要な加工になります。